【人生なんて】『読みたいことを、書けばいい。』田中泰延【パッと変わる】

人生は寂しい。そして人生の寂しさとは、誰かが何かをしている寂しさだ。友がみな我より偉く見ゆる日の寂しさ。世界が自分を置き去りにしていると感じる寂しさ。

それならば、自分が世界を置き去りにすればいい。誰も知らない景色を、知らない言葉を、見つければよいのだ。その一瞬だけは、世界の寂しさに勝てる。

『読みたいことを、書けばいい。 人生が変わるシンプルな文章術』
『読みたいことを、書けばいい。 人生が変わるシンプルな文章術』

自分が自分のために読みたいものを書いていたのって、学生時代のmixi日記だったなぁ。
書いていて本当に楽しかったし、当時もらって嬉しかったコメントは今も忘れられない、、。笑

そんなことを思い出させてくれる、「読んでいて楽しい」本でした!

就活や、エントリーシートについての記述がためになりすぎる、、、と思っていたら
Amazon売れ筋ランキング「学生の就職(エントリーシート)」カテゴリで1位になっていました。本の表紙に就活臭が全然ないところがまたすごい!

あなたが書いたものは、あなた自身が読むとき、たった1日だけ、あなたを孤独から救ってくれる。

『読みたいことを、書けばいい。 人生が変わるシンプルな文章術』

友人「じぶんのみくしぃにっきをよみかえすのがさいこうのひまつぶし」
私「わかるわかる!自分は書いた内容わかってるのに、なんでこんなに面白いんだろうね。笑」
mixi全盛期、やりとりしていた友人とのメール。強く共感しすぎて、今も忘れられません。

この本を読んで、わかりました。
「自分のために書かれた文章だから、自分が読むと面白過ぎる」っていうことだったのだと、、!

随筆(エッセイ)についての定義も非常に参考になりました。

わたしが随筆を定義すると、こうなる。

「事象と心象が交わるところに生まれる文章」

『読みたいことを、書けばいい。 人生が変わるシンプルな文章術』

「熱いだの寒いだの、ブロッコリーが嫌いだの、自分の心象だけをダラダラ話す人は面白くない。自分の外側の事象を話に織り交ぜることができると、話は一気に面白くなる」と田中さん。

私の実体験でも「あの友人の話、なぜか面白く聞けないんだよな」ということが正直あり、、。
これが理由だったのか、とちょっとすっきりしたうえ、自分自身の勉強にもなりました!

最後の章の、小説家・田辺聖子先生のひとことが、非常に強いスパイスになっています!

わたしは、ある時期、2年間ほど、小説家の田辺聖子さんの自宅へ通って話を伺ったことがあった。べつにわたしは小説を書きたくて文章修行させてもらおうとしたわけではない。なぜか飲み友達として呼ばれ、雑談を聞かせてもらうというだけの関わりだったが、聖子先生はいつもこう言った。

「書けば、人生なんか、ある日、パッと変わるんや」

『読みたいことを、書けばいい。 人生が変わるシンプルな文章術』

久しぶりに、田辺聖子先生の「乃理子三部作」を読み返したくなりました!

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