歯について語るときに先生の語ること

ふとlineの着信、見るとすっかり親しくなった歯医者のK先生から。
先生「私さんは、PC、スマホは詳しいですよね。スマホの写真をパソコンに取り込む方法を教えてくれますか?」

先生は何気にMacとiphoneなんだよな、、とwindows&androidの私。
私「Macとiphoneをケーブルでつないで、以下のサイトを参考に進めるのがよさそうですが、わかりにくいですかね?」
先生「ウーン、難しいですね」(即レスw)

*****

フラグたっぷりに迎えた次の診察。

先生「私さんはいつも綺麗にしているから大丈夫よ」
私「あ、でも、以前治療してもらった左奥がですね、いよいよなんか怪しくて」
先生「でも、ずっと痛いんじゃないでしょ?噛むと痛いんでしょ?」
私「はい。固いもの噛むたびに痛いです」

先生「私もある(ニコッ)」

わたしも ある・・・wwww

先生の治療(という名のカウンセリング、という名のおしゃべりw)にはだいぶ慣れつつも、「watashi mo aru」の響きには改めて吹き出しそうになりました。笑

もしやここは、一般人を対象にしたドッキリなのかとか、笑ってはいけない的なあれなのかとか、そんな妄想が頭をよぎります。

「たまに頭が痛いとか、お腹が痛いとか、誰だってあるわよ。でもたまに痛むからって、その都度病院で頭とかお腹の中開けてもらう人なんていないでしょう」
「キャベツだって人参だって、切ったところから悪くなるの。だから切ったらダメなのよ。もうずっと痛んで、いよいよダメだってなったら切るの」
「歯もキャベツみたいに1枚1枚はがして使ってとかできたら良いのにね、ウフフ」

キレキレなトークを披露しつつ、診察室を軽やかにステップする先生。
「今日はね、これをもって来たのよ」

ですよね、、、Macとiphoneとケーブルwwww
先生の写真を無事PCに移行して、今日の診察(?)は終了。

「私さんは、パソコンに強いから助かるわ。自分ではどうってことないでしょうけど、他の人から見たらね、立派な特技よ」

「rippa na tokugi」。

いや、そんな、こことここつないだだけですよ、と謙遜チックに単なる事実を述べる私と
それでもベタ褒めしてくれる先生。 写真がMacに移行できて嬉しそう 。

*****

虫歯のことは(触れてほしいのに)全く触れない一方で、
K先生がわりと頻繁に私の歯について触れること。それは

「私さんの歯って、年齢にしては摩耗があるわよ」
「ほら、上と下の犬歯、削れ具合がぴったり」(普段大雑把な割に細やかな指摘)
「歯ぎしりとか、食いしばりね」

以前会社のそばで通っていた歯医者さんには、
「食いしばりすぎで、歯の動揺が見られる」と言われたことがあったな、、
歯の動揺というパワーワードに思わずメンタルが動揺した。笑

今の仕事は没頭できるし集中できるけど、
集中しすぎて絶対前より食いしばりがひどくなっている自覚がある。。
動けない、食べられない、時間が押し寄せるように流れていく、
もはやこれは睡眠と何が違うんだ?と狂い始める感覚、、、笑
だから寝ても覚めても食いしばっている気がするのか、と何となく納得。

食いしばりはどうでもいいけど(よくないけど笑)、自分のせいで子のお迎えも寝る時間も遅くなり、気づけばついついまた食いしばっている。。。

そんな一喜百憂・食いしばりDaysにもらった「rippa na tokugi」。

じーん。

さらに。

先生「これね、私さんに渡そうと思って買っておいたの」

「あらやだ値段がついてるわ」「可愛いからね、そういうのってまぁ味はさほどってとこだと思うわよ、ウフフ」
歯医者さんの気まぐれスイーツボックス~止まらないトークとともに~

パソコンと携帯をケーブルでつなぐだけの簡単なお仕事を終えた私に先生は、、、
可愛い和三盆の京菓子をプレゼントしてくれました!

キシリトールどころか和三盆の京菓子を手に治療なしで歯医者を後にする、
そんな自分にもじわじわ来ます。もう歯どころか魂をK先生に売り渡している私です。

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