我が家の子供2人は、およそ2歳差(厳密には1歳11か月差)です。
時折「子供の年の差に悩む」、「いつかは欲しいけどまだ欲しくない」といった声を聞きます。
その続きは「〇歳差ならこれが良い」、「〇歳差だとこれが大変」など本当に人それぞれ。
子供のことだけでなく、何かに悩む、決められない、という時は
どちらの答えも釣り合いが取れていて、どちらにも相応のメリットデメリットがある、
そんな時だと思います。釣り合いが取れているからこそ、選択が難しい。
釣り合いが取れているなら、どちらかを選べばよいのかもしれませんが
心情的にはなかなかそうはいかない。。。
一人目出産時、私は普通の会社員だったので、出産を通して人間の「生」に触れたことで
強い驚きと喜びがありました。(皆そうかもしれませんが。笑)
生のことを考えると、その次に必ず訪れる「死」のことにも自然と考えが及びます。
人はいつか、必ず死ぬ。生に比べて死は、誰かとの話題に上がることは少ないけれど
このゆるぎない事実は、物事を決める時に力をくれることもある、そう思います。
毎晩私の腕枕で寝ている子供に、腕をはらいのけられるようになるまでは生きていたいな、とか。
何かあったら「ママー!」と叫ぶような年齢の子供には、すぐに駆け付けられるようにしていたいな、とか。
数直線(懐かしい、、)上で、私の生まれた日と私が死ぬ日、子供の死ぬ日が動かせないとすると
「子供の生まれる日」は、唯一コントロールできる可能性があるもの。(あくまでも「可能性」)
すでに上の子がいて、子育て可能な環境にある今、下の子の誕生日もできるだけ早められたら。
そうしたら、いつか来るその日まで、同じ数直線上で一日でも長く重なっていられる。
あまり「きょうだいの年の差」を意識したことがない私は、代わりにこんなことを考えていました。
かといって、わりと年の差があるきょうだい(お兄ちゃんお姉ちゃん、むしろお兄さんお姉さんが、赤ちゃんをとっても可愛がっている)を身近にみると、たまらなく微笑ましく、かつ羨ましくなります。
少し成熟した家庭にやって来た小さい子は、家族みんなに考えられないような幸せをもたらしたんじゃないかなぁ、と想像します。
周りの友人知人はどう考えているんだろう、また色々話を聞いてみたいところです!