秋も深まり、いわゆる「保活」の季節ですね。
我が家の子供は認可保育園に通っていますが、長男が入園内定をもらったのは
入園の2週間前、3月17日です。(私はこれより遅いケースを聞いたことがないです)
内定通知も、「欠員が出たので、第8希望の保育園なら入れます」という突然の電話。
当時、自治体からはすでに1次審査・2次審査の認可保育園の不許諾通知を受け取っていたので、
家から離れた認証保育園に長男の入園手続きを進めており、電話を受けた当日も健康診断の予定が入っていました。
内定先は家からも駅からも離れている認可保育園だったので、一度も見学に行ったことはなく(存在を知らず)
1次審査の不許諾後、区役所の資料を見ていて「ここにも保育園があるんだ」と知り
2次審査の申請手続きの際、気が向いて8つまで書ける希望園の一番下を書き換えた、
そんなことが、今の保育園との出会いのきっかけでした。
内定通知の電話を切って、どきどきしながらとりあえず子供をおぶってその保育園に向かい、
正門の外からじっと中を見ていたら、園庭の掃除をしていた先生に1秒で声をかけられて。
園の第一印象は「不審者に対する初動が良すぎる」でした。笑
いま、子供にとって、親にとって、この保育園はかけがえのない場所になっています。
保活から話は変わりますが、私が今の会社に就職を決めるにあたって、忘れられない先輩の言葉があります。
高校も大学もいわゆる「第一志望」に合格をもらったけど、就活ではさっぱり結果が出ない。
(今ならその理由がはっきりわかるけど、当時は全然わからなかった)
そんな時、今の会社に勤める先輩が、こんな言葉をくれました。
「就活って、運と縁。努力しなくても入れる会社こそ、本当に縁があるんじゃない?」
運と縁、これって「〇〇活」にもすべて共通するんじゃないでしょうか。
自分一人がどんなに頑張っても、絶対に自分だけの要素だけでは結果が決まらない、〇〇活。
でも、運と縁でなんとか辿り着いたところは、自分の努力で如何様にも切り拓いていける。
今、かつて志望順位圏外だった自分の会社と、かつて第8希望だった保育園を往復する毎日は
私の人生史上かけがえのない、大切な日々になっています。
他人から見て華々しいものではないけれど、かつての自分が望んでいたものではないけれど。
2007年、光の3本筋だった場所にも、今はスカイツリーができている。
(スカイツリー着工前に、完成後の高さが光で示された、そんな日がありました。)
「あの時は何にもなかったのに、今は、、、」とこれから思えるように、そんな時間を積み重ねていきたいなと思います!